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テニスコラム)USオープンを終えて。

 今週終わったUSオープン。男子シングルスは終わってみれば予想通り、今年絶好調の大本命、ジョコビッチの優勝で幕を閉じましたね。

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 実はあの決勝、ナダル対ジョコビッチ戦はまだ全部観てないんですよ。朝出勤する前にセカンドセットが終わるところまでは観ていたんですが、なんかレコーダーの予約方法をミスっちゃったみたいで、ちゃんと録画できなくてガックシ。A野コーチに貸してもらう事になりました。

 しかし…あのナダルがああいう負け方する日が来るとは。ウインブルドン以上にジョコビッチの圧勝だったみたいですね。
 守っていてもジョコビッチにいいように揺さぶられて、そのうちナダルのボールが浅くなったところを打ち込まれてしまうし、ナダルが必死ハードヒットしてもジョコビッチはマシンのように正確なスイングを繰り返してきっちり守りきってそのうちナダルが無理をしてミス。
 特にバウンドの正確なハードコートではジョコビッチの早いタイミングの処理がしやすいのも有利に働いたのでしょう。

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 これまでのテニスキャリアを、主にその守備力の高さで戦い続け王者の位置まで上り詰めてきたナダルですが、ここに来て初めて「自分の守備力を上回る相手」とめぐり合ってしまった、そんな印象を受けました。

 ナダルがこれまで負けるパターンとして一番可能性があったのは、デルポトロやソダーリンのような大型の選手に、高く弾むボールをフラットで打ち込まれて「攻められて負けてしまった」展開でした。
 でもこのパターンにはリスクもあって、高い打点からの強打を入れ続けるテクニックとフィジカルのコンディションが要求されます。当然難しいことをし続けるテニスを相手に強いるので、相手は精神的、体力的にも追い詰められますし、一度は負けた相手にも結局ファイナルまでもつれ込んでナダルが逆転勝ちしてしまう事も良くありました。

 しかし今年、ジョコビッチに6連敗してしまったのはそれとは訳が違うのですね。ジョコビッチはトップクラスのハードヒッターほどボールは早くありません。ただ、恐ろしくミスが少なく、恐ろしくコントロールが良いのです。
 ミスの少なさとコントロールの精度で、今のジョコビッチはナダルを軽く上回っているのです。これは厳しい。結局ナダルのほうが攻めざるを得なくなって、自滅するようにして負けてしまうのですから、攻略法を見つけるのが難しいのではないかと思いますね。

 自分の最大の武器である守備力の高さをさらに上回るジョコビッチに勝つために、ナダルはこれからどう変わっていくのでしょうか?

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 往年のアガシのようにライジングのテニスに切り替わっていくのかもしれませんが…もともとコンパクトなスイングだったアガシと比べて、ナダルのそれは素早いけれどモーション自体は大きいものですから、なかなかそういうアレンジも難しいだろうし…でも今までどおりでは、もういけないでしょう。

 フェデラーに対してナダルが天敵なように。
 ナダルに対してジョコビッチはこれから天敵と言える存在になるんじゃないだろうか?
 そしてそのジョコビッチを倒せるとしたら。
 きっと超攻撃的なテニスを展開するようになっているフェデラーなんじゃないか?
 来年のテニス界にはまた大きな変化があるんじゃないだろうか?
 そんな予感がするのです。

 かつての世界1位、マッツ=ビランデルがこんなコメントをしているそうです。
 「フェデラーが以前より強くなっていることには疑いの余地がない」
 「(今回のUSオープンの対ジョコビッチ戦の)最初の2セットで、フェデラーは過去最高の状態だった」
 「昨年のナダルは史上最高の戦いぶりだった」
 「今年のジョコビッチはそのナダルよりも強い」

 以前のように勝てなくなってきているフェデラーは、2003年以来、必ず1つ以上のグランドスラムタイトルを獲得してきましたが、今年はついに優勝できませんでした。表面だけ見ていると確かに負けることが増えてはいるんですけど、これはフェデラーが弱体化しているわけじゃなく、ナダル、そしてジョコビッチがここ4~5年で飛躍的に成長しているということなんでしょう。

 事実、今年のフレンチで開幕以来一度も負けていなかったジョコビッチを破ったのはフェデラーでした。
正直あの試合、僕はジョコビッチの勝利を疑っていなかったのですが、あの日のフェデラーは神がかったような素晴らしいテニスを展開してジョコビッチに完勝してしまいました。

 あれには驚きましたし、そして今回のUSオープンでもジョコビッチからマッチポイントを奪うまで追い込んだのも、フェデラーだったのです。

 フレンチの時のテニスは、
 「あんな素晴らしいテニスが出来るのは年に一度あるかどうか」
 …ぐらいに思っていたのですが、今回のフェデラーは1回戦からパワー全開、フルスロットルでまったくつなぎの要素のない超攻撃的なテニスをし続けていました。

 そして準決勝のジョコビッチ戦でまたフレンチのときのような『神のようなテニス』をするところまで調整してきたのです。

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 これまでよりも明らかにフェデラーのテニスは高いレベルに上がりかけています。
 来年になって、フェデラーがあの『神テニス』を年間平均レベルとして、いやグランドスラムだけでも出来るようになってきたら、またフェデラーにはランキング1位になる可能性が出てくるんじゃないだろうか。
 
そんな予想すら浮かび上がってくるのですよ。

    ◆◇◆

最後にいつもの散歩写真。

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道端に何かの木の実がなっていました。梅? じゃないですよね?

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夜空に光る月…と思うかもしれませんが、これ、昼間の太陽なんですよ。
思い切り露出を絞って撮影したら、丁度良い具合に雲に光がさえぎられて太陽の形がはっきり写りました。

ちなみに、太陽の撮影には危険が伴いますので十分にご注意の上、自己責任で。
デジタルカメラでもセンサーを熱で焼いてしまう危険がありますし、一眼レフは光を素通しするので最悪網膜を焼いてしまいます。

もしも撮影してみたいと思うなら十分な対策と注意をするようにしてくださいね。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

Takuma

Author:Takuma
中学、高校まではソフトテニスやってました。
そのせいか(?)やっぱりストロークは得意ですw
コーチ歴は20年を超えてしまいました。早いですねー。
使用ラケット:HEAD "YouteK Prestige MID"(G3)
使用ストリングス:Luxilon "Timo 110"
テンション:48ポンド

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