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辻村美月ってすごい。

あっちのページでも書いたけど、辻村美月の『スロウハイツの神様』って小説、文庫本で上下巻を読了しましたけど、最近読んだ小説の中では特に印象に残りました。

slow.jpg

辻村さんの文章は初読だったのですが、僕の中の「大好きな作家」の中に入りましたよ。

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた六人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。(紹介文参照)

上巻では登場人物の心理描写をこれでもかというほど丁寧に追っていき、
「ああ、こういう価値観の人物なんだなぁ」
…とまず読者にガッチリ把握させる。特にドラマティックな展開はないので、読む人によっては展開が遅いとか、山場がないとかそんな印象になるかも。
でも登場人物の言葉の一つ一つに重みがあって…読者に色々な感情を胸に抱かせるのです。僕はとても面白かった。いくつかメモを残したぐらい。

上巻で登場人物の性格に関するデータベースを読者にしっかりと提供したその下地の上で、下巻では次々と事件が起こる。その事件に対し読者が、
「このキャラならこういう反応しそう」
「ん? ちょっとこういう台詞ってこのキャラらしくないような?」
「え? なんでこんな事になるんだろう?」
…という推測をさせる構成になっているのです。

上巻の情報量がないと、下巻の事件の連発の中で微妙に感じる違和感に読者がついていけない(というか気付かない)はず。そういう意味では計算されつくした構成になっていると僕は感じました。

そしてラストの締めくくりがもう、素晴らしい盛り上がりで、
「うそ! ここでこの二人につながりがあったなんて!」
…という、いい意味で見事に読者を裏切るようなエンディングが見事すぎる。

読み終えた後、
「すげぇ。辻村美月ってすげぇよ。なんだこの才能は」
…って思いました。

何かが胸に残ってて、そのまま寝ても小説の話を夢の中で反芻してしまいましたよ。
多分他の作品も読み尽くしちゃいそうな予感がします。

    ◆◇◆

 昨日の水曜日。
 遅番でレッスンは夕方からなので午前中は自宅でゆっくりして、お昼に近所のカフェに行ってきました。

 線路脇の道を通って、

P3300913-efs-R.jpg

 行きつけの『 hike 』でチリビーンズのオムライスを食べて、

P3300922-efs-R.jpg

 外に出たら木々の緑と青空が見事で、一枚パチリ。

P3300917-efs-R.jpg
 
 もうすぐ春ですねぇ。
 ではまたー。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

Takuma

Author:Takuma
中学、高校まではソフトテニスやってました。
そのせいか(?)やっぱりストロークは得意ですw
コーチ歴は20年を超えてしまいました。早いですねー。
使用ラケット:HEAD "YouteK Prestige MID"(G3)
使用ストリングス:Luxilon "Timo 110"
テンション:48ポンド

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